初期セットアップ
初期設定時のWindows10には、業務として不要と考えられるアプリケーションが多数プリインストールされています。
アプリケーションのアンインストール
プリインストールされた不要なアプリケーションをアンインストールするには以下の方法があります。
- スタート画面→アンインストール
- コントロールパネル→プログラム→プログラムと機能→アンインストール
- PowerShell→[Get-AppxPackage]コマンドによるアンインストール
基本的には「スタート画面」や「プログラムと機能」よりアンインストールが可能ですが、プリインストールされた一部のアプリケーションでは、[Get-AppxPackage]コマンドでしかアンインストールできないものもあります。
具体的なアンインストールのコマンドは以下の通りです。
#3D Builderのアンインストール
Get-AppxPackage Microsoft.3DBuilder | Remove-AppxPackage
#Grooveミュージックのアンインストール
Get-AppxPackage Microsoft.ZuneMusic | Remove-AppxPackage
#Peopleのアンインストール
Get-AppxPackage Microsoft.People | Remove-AppxPackage
現在、インストールされているアプリケーションのパッケージ名は以下のコマンドの[PackageFullName]から確認可能です。
#アプリケーション名、パッケージ名の確認方法(一部抜粋)
Get-AppxPackage | Where IsFramework -eq $false | Select Name,PackageFullName
Name PackageFullName
---- ---------------
Microsoft.WindowsCamera Microsoft.WindowsCamera_2017.727.40.2000_x64__8wekyb3d8bbwe
Microsoft.People Microsoft.People_10.2.2791.2000_x64__8wekyb3d8bbwe
Microsoft.WindowsStore Microsoft.WindowsStore_11811.1001.27.0_x64__8wekyb3d8bbwe
一般的なアプリケーションのパッケージ名をまとめました。
アプリケーション名 | パッケージ名 | 内容 |
---|---|---|
3Dビューアー | Microsoft.3DBuilder | 3Dモデルの閲覧用アプリ |
Grooveミュージック | Microsoft.ZuneMusic | パソコン内にある音楽データの再生用 |
People | Microsoft.People | クラウド上の連絡先を一元管理 |
Xbox | Microsoft.XboxApp | 家庭用ゲーム機[Xbox]とデータを同期 |
アラーム&クロック | Microsoft.WindowsAlarms | アラーム時計やタイマーなどが使える |
カメラ | Microsoft.WindowsCamera | パソコン内蔵のカメラの撮影用 |
ゲームバー | XboxGamingOverlay | ゲーム画面を記録する |
スマホ同期 | Microsoft.YourPhone | スマホとの写真共有、メッセージ機能が使える |
ボイスレコーダー | Microsoft.WindowsSoundRecorder | 音声や録音、編集、再生ができる |
マップ | Microsoft.WindowsMaps | 目的地や経路を検索できるタッチ対応の地図 |
メッセージング | Microsoft.Messaging | LTE経由でSMSを表示 |
映画&テレビ | Microsoft.ZuneVideo | パソコン内の動画や購入動画の管理、再生 |
問い合わせ | Microsoft.GetHelp | マイクロソフトにチャット形式で問い合わせる |
アプリケーションの再インストール
プリインストールされたアプリケーションをアンインストールした場合、以下のコマンドにより再インストールが可能です。
#Add-AppxPackageコマンドによる再インストール方法
Add-AppxPackage -Register "インストールパス\AppxManifest.xml" -DisableDevelopmentMode
#WindowsStoreの再インストール
Add-AppxPackage -Register "C:\Program Files\WindowsApps\Microsoft.WindowsStore_11811.1001.27.0_x64__8wekyb3d8bbwe\AppxManifest.xml" -DisableDevelopmentMode
インストールパスはアプリケーションごとに異なります。以下のコマンドの[InstallLocation]より確認できます。
#パッケージ名およびインストールパスの確認方法(一部抜粋)
Get-AppxPackage | Where IsFramework -eq $false | Select Name,InstallLocation
Name InstallLocation
---- ---------------
Microsoft.WindowsCamera C:\Program Files\WindowsApps\Microsoft.WindowsCamera_2017.727.40.2000_x64__8wekyb3d8bbwe
Microsoft.People C:\Program Files\WindowsApps\Microsoft.People_10.2.2791.2000_x64__8wekyb3d8bbwe
Microsoft.WindowsStore C:\Program Files\WindowsApps\Microsoft.WindowsStore_11811.1001.27.0_x64__8wekyb3d8bbwe
以下のサイトを参考にしました。

Get-AppxPackageコマンドにより、アプリケーションをアンインストールした場合、後からインストールパスを探すことが困難になります。再インストールする可能性があるアプリケーションについては、予め、インストールパスを確認した上でアンインストールをする必要があります。
BgInfoの設定
BgInfoを利用することで端末情報をデスクトップの任意の場所に表示できます。
複数台ある作業端末を見分ける時に役立ちます。必要なパラメータを選択することが可能です。
BgInfoは以下のページより実行ファイルをダウンロードする必要があります。

スタートアップアプリの追加
OS起動時のスタートアップアプリ(自動起動アプリ)の追加方法には以下の方法があります。
- [設定]→[アプリ]→[スタートアップ]より対象アプリのオン/オフを切り替える
- スタートアップフォルダー(Win+R→[shell:startup]より起動)配下にショートカットを配置する
Windows10無線AP設定
Windows10から無線APへ接続する際の手順です。
- スタートボタン→設定→ネットワークとインターネット→Wi-Fiタブ
- アダプターのオプションを変更する(NICの有効化/無効化)
- 利用できるネットワークの表示(接続対象のSSID選択)
- 既知のネットワークの管理(誤った設定の削除、新規SSID追加など)
自動ログイン
[ファイルを指定して実行]より、以下のコマンドを実行すると、OS起動時に自動的にログインします。
- control userpasswords2
- [ユーザーがこのコンピュータを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要]を無効化
- 該当ユーザのパスワードを入力

System Volume Informationと$RECYCLE.BIN
System Volume Informationには以下の特徴があります。
- システム復元ツールがその情報と復元ポイントを格納するための隠しフォルダー
- [フォルダーオプション]→[表示タブ]より以下の設定をすると表示可能
- [隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する]を選択
- [保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨)を]無効化
- 通常、管理者権限でもアクセスや削除をすることはできない
$RECYCLE.BINには以下の特徴があります。
- [ゴミ箱]の中身を格納するための隠しフォルダー
- [フォルダーオプション]→[表示タブ]より以下の設定をすると表示可能
- [隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する]を選択
- [保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨)を]無効化
- 管理者権限であればアクセスや削除は可能
- 削除は可能であるが該当フォルダを再表示すると自動で生成されている
コマンドによる効率化
各種ソフトウェアの一発起動
- [スタート]→[対象ソフトウェアのプロパティ]→[ショートカット]タブを設定
- [Win]+タスクバーの並び順の数字キー
ファイル名を指定して実行可能な便利コマンド
以下のどちらかの手順で「ファイル名を指定して実行」を起動する。
- [Windows]+[R]
- [Ctrl]+[Esc]→[R]
実行コマンド | 起動プログラム |
---|---|
control admintools | 管理ツール |
compmgmt.msc | コンピューターの管理 |
services.msc | サービス |
winver | Windowsバージョン情報 |
msinfo32 | システム情報 |
lusrmgr.msc | ローカルユーザー |
gpedit.msc | ローカルグループポリシーエディタ |
secpol.msc | ローカルセキュリティポリシーエディタ |
regedit | レジストリエディタ |
perfmon.msc | パフォーマンスモニター |
devmgmt.msc | デバイスマネージャー |
ncpa.cpl | ネットワーク接続 |
sysdm.cpl | システムのプロパティ |
appwiz.cpl | プログラムの追加と削除 |
inetcpl.cpl | インターネットオプション |
timedate.cpl | 日付と時刻のプロパティ |
taskschd.msc | タスクスケジューラ |
vevntvwr | イベントビューア |
タスクスケジューラ(taskschd.msc)の使い方
タスクスケジューラ(taskschd.msc)では以下の項目を設定します。
- 全般タブ
- ユーザーログイン中のみ実行するか?ログインに関わらず実行するか?
- トリガー
- タスクの開始
- スケジュールに従う
- ログイン時
- イベント時(イベントID入力)
- 開始日時
- 繰り返し頻度、繰り返し間隔、継続時間、有効期限
- タスクの開始
- 操作
- プログラム or スクリプト
- 引数、開始(どこのフォルダ上で開始するか)
タスクスケジューラ(taskschd.msc)では実行ファイルが存在すれば、ping.exeやnetstat.exeなどの単一コマンド(プログラム)も実行可能ですが、パイプやリダイレクトを活用した実行は実現できませんでした。※実行ファイルが存在するかは[where]コマンドで確認可能。
そのため、一旦、スクリプト(batファイル)を作成してからタスクスケジューラ(taskschd.msc)で実行させる使い方が一般的だと思います。
タスクスケジューラが指定日時になっても起動しない原因にはいかのものがあります。
- ユーザがログオン中で無いと起動しない仕組みになっていないか?
- 実行権限不足([最上位の特権で実行する]が無効化)になっていないか?
- [開始(オプション)(T)]にプログラム(またはスクリプト)のフルパスは記載されているか?
プログラム or スクリプトを起動させる場合、フルパスで記載する必要はありませんが、[開始(オプション)(T)]にはプログラム(またはスクリプト)のフルパスを記載しなければ起動しませんでした。
なお、タスクスケジューラの動作確認のために、手動実行(実行するを)した場合、タスクスケジューラの仕様上、ずっと[実行中]になってしまうようです。
※手動実行の場合、[タスクを停止するまでの時間]が無視されるため。
ずっと[実行中]のままだとしても、該当プログラム(またはスクリプト)に問題がある訳では無いため、特に気にする必要がありませんが、[終了]より停止させることが可能です。
コマンドプロンプトからの基本コマンド
コマンドプロンプトからでも、ファイルやディレクトリの操作は可能です。
ファイルの削除
delコマンド、またはeraseコマンドでファイルを削除します。ゴミ箱には移動されず完全に削除されるため注意が必要です。オプションは以下の通りです。
- /f…強制的に削除
# ファイル名/フォルダ名の一覧を表示(削除前)
dir /b
fileneme.txt
foldername
# 強制的にファイルを削除する
del /f filename.txt
# ファイル名/フォルダ名の一覧を表示(削除後)
dir /b
foldername
ディレクトリを指定した場合はディレクトリ内の全ファイルを削除します。
※ディレクトリ自体は削除されません。
ディレクトリの削除
rmdirコマンド、またはrdコマンドでディレクトリを削除します。ファイルの削除同様、ゴミ箱には移動されず完全に削除されるため注意が必要です。オプションは以下の通りです。
- /s…再帰的に削除
- /q…強制的に削除
# 再帰的にディレクトリを削除する
rmdir /s foldername
# 強制的にディレクトリを削除する
rmdir /q foldername
時刻同期確認
# 時刻同期状況確認
w32tm /query /status
w32tm /query /configuration
Microsoft Officeの便利な使い方
Wordの基本操作
ファイル末尾の不要なページを削除する
Wordで資料を作成していると、最後に空白だけの不要なページが作成され、削除できないことが良くあります。以下の手順で改善できることがあります。
- 最終ページ(不要なページ)にカーソルを合わせる
- 右クリック→[段落(P)]→[インデントと行間隔]タブを選択
- [業間(N)]を固定、[間隔(A)]を1ptに設定

図表番号と相互参照(資料内部リンク)
以下の手順で同一資料の任意の場所に相互参照(内部リンク)の設定ができます。
- リンク先を設定
- [参考資料]タブ→[図表番号の挿入]→[番号付け]ボタン→[章番号を含める(無効化)]→[OK]ボタン
- リンク元を設定
- [参考資料]タブ→[相互参照]→[参照する項目(図を選択)]→[図表番号の参照先(上記で設定したリンク先を指定)]→[挿入]ボタン
Word関数の使用
- 当日日付を入力
- [挿入]タブ→[日付と時刻]より表示形式を選択
Excelの操作について
- コメントのショートカットキー
- コメント作成…[Shift]+[F2]
- コメント編集…[Alt]→[R]→[T]
- コメント削除…[Alt]→[R]→[D]
罫線のショートカットキーです。
- 罫線作成(選択範囲の外枠のみ罫線)
- [Shift]+[Ctrl]+[&]
- 罫線作成(選択範囲内の全てに罫線)
- [Alt]→[H]→[B]→[A]
- 罫線削除
- [Shift]+[Ctrl]+[_]
列を追加するには2種類のショートカットキーがあります。
- 列を追加する方法
- [Alt]→[I]→[C]
- [Ctrl]+[スペース](列選択)→[Ctrl]+[Shift]+[+](列追加)
- 列を削除する方法
- [Ctrl]+[スペース](列選択)→[Ctrl]+[Shift]+[-](列削除)
行を追加するにも2種類のショートカットキーがあります。
ただし、[Shift]+[スペース]で行を選択するには文字入力が[半角モード]である必要があります。事前に確認する手間があるため、個人的には[Alt]+[I]+[R]で行を追加する方がおすすめです。
- 行を追加する方法
- [Alt]+[I]+[R]
- [Shift]+[スペース](列選択)→[Ctrl]+[Shift]+[+](列追加)
- 行を削除する方法
- [Shift]+[スペース](列選択)→[Ctrl]+[Shift]+[-](列削除)
その他のショートカットキー
- 形式を選択して貼り付け
- [Alt]→[E]→[S]
- セルの結合
- [Alt]→[H]→[M]→[M]
- セルの結合
- [Alt]→[H]→[M]→[U]
- セル色を[塗りつぶし無し]
- [Alt]→[H]→[H]→[N]
- 空白セルのみを選択
- [F5]→[Alt]+[S]→[K]→[Enter]
- 空白セルに一斉入力
- [空白セルのみを選択]→文字を入力→[Ctrl]→[Enter]
- 選択範囲を左揃え
- [Alt]→[H]→[L]→[1]
Excel関数の使用
- CONCATENATE関数
- 複数の文字列を結合し、一つのセルに出力する。
- 複数のセルを結合する場合には[セル名] & [セル名]でも結合可能。
- TEXT関数
- 指定した表示形式に文字列を変換する。
- CHOOSE関数
- 引数リストの値の中からインデックスで指定した位置にある引数を取り出して表示する。
- IFERROR関数
- 数式が正しい場合は数式の結果を返す。
- 数式が誤っている場合は引数で指定したエラーメッセージを返す。

Excel関数を実行するためのショートカットキーも準備されています。[SUM関数]などはとても便利です。
- SUM関数(合計値)
- [Alt]+[M]+[U]+[S]+[Enter]
- AVERAGE関数(平均値)
- [Alt]+[M]+[U]+[A]+[Enter]
- MAX関数(最大値)
- [Alt]+[M]+[U]+[M]+[Enter]
- MIN関数(最小値)
- [Alt]+[M]+[U]+[I]+[Enter]


Excelで外部参照ファイルのリンク元が分からなくなった際の対処法
対象の外部参照ファイルへのリンクが見つからない場合は「条件付き書式」や「入力規則」などを疑う。
※ジャンプ機能「Ctrl+g」を使用すると効率良く対象箇所を検索出来る。
- ショートカットキー [Ctrl]+[Shift]+[*]
- アクティブセルを含むデータ範囲
名前 | 機能 |
---|---|
OrchisLauncher | ポップアップメニュー型のランチャー 起動方法を設定可能 |
Clover / Tablacus Explorer | Windowsエクスプローラにタブ機能を付加 フォルダやファイルをブックマーク登録・固定が可能 |
Clibor / CLCL | クリップボートの履歴管理 登録アイテム機能で良く使う文字を予め登録可能 |
サクラエディタ | 高機能なテキストエディタ 文字の置き換え機能が充実 |
CubePDF Utility | PDFの複数ファイルの統合に使用 |
PDF-XChange Viewer | PDFの暗号化機能、回転して保存可能 |
SnapCrab | スクリーンショットを自動でファイル保存 |
FastStone Captue | 対象フォームの全て(スクロール下げた状態の)キャプチャーを取得可能 |
Remote Desktop Connection Manager | リモートデスクトップ管理ツール |
Rlogin | SCP機能も備えた多機能なターミナルソフト |
Everything | インデックスを生成しファイルの検索を高速に行う |
テキペ | コピー&ペースト時に書式を無効化する |
PhraseExpress | フレーズ登録ツール 装飾や改行を含めた文章も登録可能 |
Everythingによる高速なファイル検索
Everythingはインデックス側のファイル検索ツールで、Windows標準の検索機能とは比べ物にならない程高速です。タスクトレイに常駐させておくとインデックスが自動更新されます。

Tablacus Explorerの使い方
Windows7まではCloverを利用していましたが、Windows10では不具合があるとの情報があったため、Tablacus Explorerを利用しています。以下の設定を事前におこなうことで、とても快適に利用できます。
- Tablacus Explorerのダウンロード(インストールは不要)
- お気に入りを追加編集する
- 以下のアドオンを入手する
- エクスプローラの代わりに開く
- タスクトレイ
- お気に入りバー
- Everthing
- Innerパンくずリストアドレスバー
- 分割
- 以下のアドオンを設定する
- タブプラス→タブを閉じる
- タスクトレイ→閉じる代わりにタスクトレイに格納
- エクスプローラ代わりに開く→実際のフォルダ
- スタートアップアプリの追加
「エクスプローラの代わりに開く」により、エクスプローラーを一つにまとめることができます。「エクスプローラの代わりに開く」を有効にするにはTablacus Explorerが起動している必要があるため、Tablacus Explorerをスタートアップアプリに登録し、「閉じる代わりにタスクトレイに格納」により常に起動した状態にします。
サクラエディタの使い方
サクラエディタによる文字の置き換えは正規表現を利用すると効率的です。
正規表現 | 置き換え前 | 備考 |
---|---|---|
正規表現記号の無効化 | \ | 無し |
改行コード | \r\n | 無し |
空行を全て削除 | ^[\r\n]+ | 無し |
特定行を削除 | .*〇〇〇.*\r\n | 〇〇〇の部分は行を削除するための対象となる文字 |
行内の特定文字以降を削除 | ◯.*$ | 無し |
正規表現を覚えるのが難しい場合は、クリップボードアプリ(Clipy、CLCL、Cliborなど)の登録アイテムに登録すると効率的に文字列を呼び出すことができます。
GoogleChromeの便利な使い方
CoogleChromeはアドオンを利用することによりとても便利に操作することができます。アドオンを入れ過ぎると動作が遅くなるかもしれませんが、特におすすめのものを以下にまとめました。アドオン名 | 機能 |
---|---|
SimilarWeb | 他サイトのアクセス分析ができる |
Video DownloadHelper | ダウンローダ |
GetTabInfo | 現在開いているタブのURLやタイトル情報を取得する |
speed dial2 | タブを追加した際の新規ページをカスタマイズする |
Open SEO Stats | WebサイトのSEO情報を確認 |
Keyboard Shortcuts to Close Other/Right Tabs | ショートカットキーで他のタブをすべて閉じる |
TabMemFree | 使用していないタブのメモリを自動的に開放 ※保存した認証情報もすぐに消えてしまう |
Wappalyzer | サイトで利用されているCMSや言語などの情報を取得する |

各種ドキュメントの便利な取り扱い方
CubePDF Utilityを使用するとファイルの回転、結合、暗号化などの操作が全てまとめて行えるので便利です。
PDFファイルを右回転 or 左回転して保存する方法
以下のどちらかの方法でページを回転し保存する
- PDF-XChange Viewer
- [ドキュメント(D)]→[ページの回転(R)] または [Ctrl]+[Shift]+[R]
- CubePDF Utility
- [左90度] or [右90度]でページを回転し保存する
複数のPDFファイルを同一のPDFファイルに結合する方法
- PDF-XChange Viewer
- PDF-XChange Viewer(無料版)ではページの分割・結合を行うことができない
- CubePDF Utility
- [選択]から結合するPDFファイルを追加し保存する
PDFファイルを暗号化する方法
- PDF-XChange Viewer
- [ファイル(F)]→[ドキュメントのプロパティ(D)] または [Ctrl]+[D]
- [カテゴリ:セキュリティ]より[セキュリティ設定(M):パスワードセキュリティ]を選択しパスワードを入力する
- CubePDF Utility
- [セキュリティ]より[パスワードによるセキュリティを設定する]を選択する
画像と動画の作成ツール
Windowsで利用できる画像と動画の作成ツールです。
Snipping Tool | 画像キャプチャ | 廃止予定 |
---|---|---|
Win + Shift + S | 画面スケッチ | Windows10標準機能 |
PSR | ステップ記録 | Windows10標準機能 |
Win + G | 動画取得 | Windows10標準機能 |
Winshot | 画像キャプチャ | フリーソフト(Windows版) |
SnapCrab | 画像キャプチャ、スクロールキャプチャ | フリーソフト(Windows版、Mac版) |
Capture STAFF - Light - | 画像キャプチャ、スクロールキャプチャ | フリーソフト(Windows版、Mac版) |
動画の取得は[Win + G]、画像の取得はSnapCrabが使いやすいです。
リモート接続
Remote Desktop Connection Managerの使い方
Remote Desktop Connection Managerを活用すると、複数サーバへのリモートデスクトップが効率化できます。
基本的な使い方は以下の通りです。
- [File]→[New]よりRDCMan Groups ファイル(.rdg)を作成
- rdgファイル配下に接続先のサーバ情報を登録
- 該当サーバ→右クリック→[Connect server]よりログイン
rdgファイルには接続先のサーバ情報(IPアドレス(orホスト名)、アカウント名、パスワード等)を含めることができるため、とても便利です。
Rloginターミナルソフトの便利な機能
RloginはPuttyやTeraTermと比べても多機能なターミナルソフトです。特に以下のような項目を良く使います。
- 接続情報(IPアドレス、ユーザ名、パスワードなど)が保存可能
- 接続情報(ホスト名、IPアドレスなど)をモニターに表示する
- 選択コピー&右クリックペースト
- ボックス選択コピー(Ctrl+ドラッグ)
- 画面分割機能(Ctrl+Shift+矢印キー)
- 複数サーバへの同一コマンド(ブロードキャストコマンド)による同時入力
- コマンドヒストリー(作業ログ)の自動取得設定
- SFTPによるファイル転送機能

セキュリティパッチの適応
セキュリティパッチ適応の時には以下の情報を取得し作業の前後で問題が出ていないか確認します。
ステータス確認コマンド
[Get-Service]コマンドでサービスのステータスを取得します。
Get-Service
Status Name DisplayName
------ ---- -----------
Stopped AJRouter AllJoyn Router Service
Stopped ALG Application Layer Gateway Service
Stopped AppIDSvc Application Identity
Running Appinfo Application Information
[Get-Process]コマンドでプロセスの状態を取得します。
Get-Process
Handles NPM(K) PM(K) WS(K) CPU(s) Id SI ProcessName
------- ------ ----- ----- ------ -- -- -----------
240 20 3444 13152 2928 0 AppleMobileDeviceService
320 18 7176 24476 0.23 5660 1 ApplicationFrameHost
354 20 4132 1588 0.42 7544 1 AsusTPCenter
[sc]コマンドでサービスのステータスを取得します。
sc query state= all
SERVICE_NAME: AJRouter
DISPLAY_NAME: AllJoyn Router Service
TYPE : 20 WIN32_SHARE_PROCESS
STATE : 1 STOPPED
WIN32_EXIT_CODE : 1077 (0x435)
SERVICE_EXIT_CODE : 0 (0x0)
CHECKPOINT : 0x0
WAIT_HINT : 0x0
SERVICE_NAME: ALG
DISPLAY_NAME: Application Layer Gateway Service
TYPE : 10 WIN32_OWN_PROCESS
STATE : 1 STOPPED
WIN32_EXIT_CODE : 1077 (0x435)
SERVICE_EXIT_CODE : 0 (0x0)
CHECKPOINT : 0x0
WAIT_HINT : 0x0
[wmic]コマンドで適応済みのKB一覧を取得します。
wmic qfe list
Caption CSName Description FixComments HotFixID InstallDate InstalledBy InstalledOn Name ServicePackInEffect Status

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[netstat]コマンドで開放ポートの情報を取得します。
netstat
アクティブな接続
プロトコル ローカル アドレス 外部アドレス 状態
TCP 127.0.0.1:5354 home-PC:49674 ESTABLISHED
TCP 127.0.0.1:5354 home-PC:49675 ESTABLISHED
TCP 127.0.0.1:27015 home-PC:49812 ESTABLISHED
TCP 127.0.0.1:49674 home-PC:5354 ESTABLISHED
TCP 127.0.0.1:49675 home-PC:5354 ESTABLISHED
TCP 127.0.0.1:49812 home-PC:27015 ESTABLISHED
TCP 192.168.0.7:49733 40.90.189.152:https ESTABLISHED
TCP 192.168.0.7:50559 40.90.23.153:https ESTABLISHED
[Get-WindowsFeature]コマンドで役割と機能を確認することができます。インストールされている項目には先頭に[X]と表示されます。
Get-WindowsFeature
Display Name Name Install State
------------ ---- -------------
[ ] Active Directory Federation Services ADFS-Federation Available
[ ] Active Directory Rights Management サービス ADRMS Available
[ ] Active Directory Rights Management サーバー ADRMS-Server Available
[ ] ID フェデレーション サポート ADRMS-Identity Available
Microsoft Update カタログ
オンラインでセキュリティパッチが適応されない場合は、Microsoft Update カタログのホームページより該当するKBをダウンロードし手動で実行します。
複数のKBを実行する場合はバッチファイルを作成することで自動化が可能です。以下のサイトが参考になります。

Windows10のサービシングモデル
Windows10には主に2種類のサービスチャネルがあります。
- 半期チャネル(Semi-Annual Channel/SAC)
- 年に2回(春/秋)に新バージョンがリリースされる
- 長期サービスチャネル(Long Term Servicing Channel/LTSC)
- 2~3年ごとに新バージョンがリリースされる
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